街を歩くと、ウエストポーチを持っている人が増えてきたと思いませんか。それもこれも理由があります。世の中には偶然など存在しません。どうしてウエストポーチのような半端な大きさのバッグが流行し、大きなバックが押されているのでしょうか。その理由を確認します。

お金がない

最近の若者はとにかくお金がありません。就職するのも一苦労。昔だったら存在しなかった派遣社員・契約社員などが現れ、給料もどんどん上がっていくという楽チンな時代ではありません。

すぐにクビを切られるのが当たり前。正社員になったとしてもすぐに派遣社員や非正規雇用に落ちてしまう不安定な状況。これだけ厳しい、無理ゲー並みの日本の社会ですから、お金がないのは当然です。デパートで買い物している人の多くは年寄りばかり。こんなにお金がなくと大きなバックなど必要ありませんよね。

だからこそウエストポーチが流行してきたのです。買い物もしないから荷物もない。そのため、ウエストポーチが流行する土壌がじわじわと出来上がっているのです。

物を買っても意味がない

「大きいものがいいものだ。家も車もテレビも大きなものがいいんだ」

このように考えてきた昔の人たち。しかし時代は変わりました。モノを買っても意味がない。だって、すぐに壊れてしまうから。ある程度使ったら捨ててしまうしかない。その結果、モノを購入しまくっても心は満たされないことがわかってきました。

いくら高級なものを買っても、心ばかりがむなしくなるばかり。このようにモノ中心の社会だった日本が、変わってきたのです。だからこそ大きなバッグというものは必要ないのです。モノ中心でない世の中だからこそ、小さなバッグが流行しているのです。

体験のほうが重要

そして最近は、多くの人はIT機器を使いこなしています。その中核となっているのはLINEやSNS。1人では成立しないツールです。

モノを購入しても、自己満足で終了です。人間関係だったり、体験を今の人たちは重視しているのです。このような時代だからこそ、モノばかり購入する必要もなく、他人とコミュニケーションをとれるツールさえ持ち歩ければいい、という価値観に変化したのです。だからこそ、大きなバッグは過剰とみなされ、通信機器だけ収納できるウエストポーチが流行するのです。

情報化社会の到来

そして時代は情報化社会に。多くの人はIT機器を持ち歩いています。使いこなしているというよりも、使わされています。このようなIT機器を持つようになったから、大きなバッグは必要なくなったのです。スマホや電子辞書の登場で大きな本・分厚い辞書を持ち歩く必要はなくなりました。

重い荷物を持つ必要がなくなって来ているのです。その結果、巨大なバッグのメリットは感じにくくなり、ウエストポーチのような必要最小限のバッグが台頭してきたのです。

もう高度経済成長の時代じゃないから

高度経済成長の時代ではないのです。モノづくりの時代は終わりました。そして時代は逆行しません。

24時間働いていたら身が持たなくなってしまいます。いくらお金を稼いでも死んでしまったら意味がありません。お金やモノを追いかけ回す時代は終わりました。欲も少なくなります。その象徴として、巨大なバッグよりも、コンパクトなウエストポーチが流行してきたというわけです。

大きなバッグよりもウエストポーチのような小さなバックが流行しているのは、深い理由があるのはお分かりいただけたでしょうか。それも自然発生的、偶然に登場してきたものではありません。やはり時代の大きな流れにさらされているからでしょう。その一つの証拠として、ウエストポーチの流行が現象として出てきたのです。

これからの時代、大きなものには意味がなくなるでしょう。ジャマなだけです。コンパクトに、かつ、中身を充実させる。これが現代のキーワードです。その象徴としてのウエストポーチの登場は、ごく自然な出来事だといえるでしょう。

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